プロダクトマネジメント

自分の「棚卸し」は大切

実はこのたび、新卒から15年半ほど勤めてきた会社を退職することにしました。 理由は、プロダクトマネージャーという仕事をもっと極めていきたいからです。 私自身、何か新しいものを世の中に送り出すこと、そしてそれを使っている方が喜んでいる姿、満足…

流行りに踊らされないよう…(カスタマーサクセス編)

実は私は「カスタマーサクセス」という言葉があまり好きではないです。 顧客の成功に向けて積極的に関与していこうという考え方は好きです。 ですが、この言葉が出てきた時から、これってただのバズワードであって、これまでの商売と何が違うのだろうか、、…

プロダクトが政治の道具にならないように

「プロダクトマネージャーがプロダクトを企画し、関係者と協力しながら推進する」、こう書くと当たり前のことなのですが、リリースをして「さぁ顧客の声を聴きながら改良を重ねてビジネスを大きくしていくぞ」というタイミングになると、これがなかなかスム…

「買いたいか」調査ほどの無駄はない

何か製品を企画するときに、市場調査のデータを求められることが往往にしてあります。 ある30代向けの製品のコンセプトを描き、そのコンセプトに対して調査で30代の人がどれくらい「買いたい」と言うかどうかを調べ、80%の人が「買いたい」と言っている…

やりたくもないことに全力だった日々

プロダクトマネージャーという仕事を始めてから、本当にたくさんの失敗と悩みを抱えてきました。 なかなかうまくいかない、お客さんに刺さった機能や製品を提案できない…。プロダクトマネージャーにとって自分の担当している製品が普及しない時ほど残念なこ…

プロダクトマネージャーになると心が広くなっていく

何を隠そう、私の職業はプロダクトマネージャーというものです。 プロダクトマネージャーって仕事の響きからするとかっこよく聞こえませんかね? 私は過去そう思っていました。 社会人になりたての頃、プロダクトマネージャーといえば、多角的な知識と視点を…

やきそばカレー問題

大きな会社で商品企画やってたりすると、その企画を通していくプロセスの中でいろんな人のいろんな意見に翻弄されそうになるわけです。 たとえば担当者が「○○というターゲットの××というニーズを満たすため、︎︎という商品を考えています」といったときに、な…

製品を使ったことのない人の意見に惑わされちゃダメ

プロダクトマネジメントをやっていると、いろんな関係者からいろんな要望が出てきます。 「ここがこう使いにくいからこうしてくれ」、「こんな機能があるともっていいんじゃないか」、「これがあるともっと売りやすい」とかとか。 惑わされちゃいけないのは…