良い仕事をするには自分に厳しくするところから

仕事は一人だけで完結するものは自分の中ではほとんどないと思っています。

仮に個人事業だとしても、誰かのために何かの価値を提供する限りは、その誰かの要求を理解し、アウトプットし、反応を確認するということが必要です。

 

そして、「良い仕事」をしようと思うと、関係者同士が質の高いアウトプットをする必要があります。先程の例でも、個人事業主である自分がしっかりアウトプットをすることは当然のこと、お客さんから適切なフィードバックをもらうための工夫も必要だし、十分答えてもらうことでまた質の良いアウトプットにつながっていくというものです。

プロジェクトで何か作り上げるときも、自分だけでなく、周囲の人がそれぞれの役割でどれだけ品質の高い仕事ができるかが重要です。

 

「質の高い仕事」を持続させるためには「自分に厳しくする」ことが近道だと感じます。自分が極限まで考え抜いたアウトプットを常に出し続けていれば、周囲もそのレベルを要求されていると気づくでしょうし、相手に対して厳しく追求することもできます。

逆に自分が「これくらいでいいかな」という仕事をしてしまうと、周辺の人たちもその影響を受けて仕事の質はその程度に揃うでしょう。これは悪い連鎖です。だんだん馴れ合いになっていってしまう。

 

仕事仲間と仲良くやることは重要ですが、質に妥協はしてはいけません。そこは真剣に勝負するべき。そのスタート地点はいつだって自分だと思うのです。

まずは自分が自分に対して厳しく、常に「このアウトプットで十分なのか」を自問自答しながら仕事をこなすこと、これが良い仕事をする近道であり、プロフェッショナルへの道だと思うのです。