ITは人を幸せにしたのか?

IT企業勤めしておいて何なのですが。

 

昨今の文明の利器である機械やITは人を幸せにしているのでしょうかね。

そこほんと難しい議論だと思うんですよ。

 

便利なのは間違いないんですよ。

会社に勤めていても、すぐそこにベンディングマシーンがあって、お昼忙しくてもおにぎりでもサンドイッチでもすぐ買えるし、誰かに連絡を取りたいと思えばすぐに取れる。

でも思うんですけど、それって本当に人がやりたいことだったのかなあって思うんです。

 

本当はお昼はゆっくり外に出てランチしたいし、いつでもどこでも連絡が来るのが窮屈と感じるときもあります。我々のような先端の技術を作り続けている輩が、人々を便利にすると言いつつ、生きづらさも生み出している側面も少なからずあると思うんです。

 

もっと言えば、これからIoTなんて世界がくるわけです。

あらゆるものがネットに繋がることと、機械学習がより活用されてくることで、様々な仕事がなくなるとも言われているわけじゃないですか。もちろんそれによって新しい仕事が生まれるとも言われています。それは「仕事」がどう移り変わるかという観点に焦点をあてているのであって、これから仕事を選ぶ人にとっては良いですが、すでに長年仕事をしてきている誰か「一人」に焦点をあてたわけではないわけです。

 

人間は幸せと豊かさを求めて発展しているのか。

多くの議論がありそうですね。